太陽は二つ存在する

 ブンゴ356話更新されましたね。前回は静央の攻撃から始まりましたがシニア最強投手の家長太陽が静央打線を一網打尽にしましたね。一番の袴田を対左用の家長がストレートのみ抑えました。極端なインステップからの若干サイド気味の投球フォームで投げる投球は左打者からは見えにくく体の外側から抉るようにきます。持ち球はストレートとスライダーですがこの回はストレートのみで圧倒するさすが最強投手ですね。二球で追い込んだ後を投球フォームをゆっくりにした後に通常の腕振りで振り下ろすストレートでタイミングを崩し三振に打ち取りました。二番の真に足してはスピン量を落として速度を優先したストレートで二球で追い込み、最後は逆にゆったりしたフォームからのスピン量を上げたストレートで体感速度をあげて三振に追い込みました。真は三球目のストレートが一番速く感じたと言いました。そして三番の瑛太に対しては腕の振る角度を変えてなげ最後にはベストなリズミ、腕振り、スピン量で最高のストレートを投げ三振にしました。

 もう本当に化け物ですね。代表戦でも思いましたが対左用のサウスポーに右では多彩な変化球とその変化球の速度と変化量を自在にあやつる器用さにブンゴの旧ど真ん中ストレートも真似して投げれる天性の才能を持っています。ブンゴは成長して強くなるタイプでしたが太陽は最初から天才ですね。今回はしかも決勝まで残っている静央を三球三振でシャットアウトするシニア最強投手。ストレートの奥深さを思い知らせた太陽ですが普通に考えてあり得ないですよね。足を上げるタイミングから腕の振る角度にスピン量までもコントロールしここに変化球まで加わり左でも投げるって誰が勝てるんでしょうね。絶対感覚を身につけた野田がこの家長に対応できるのかも気になりますし、シニア最強の流山シニア打線をブンゴが抑えれるのかも気になりますね。